「なぜ学校は、自分の未来に 必要のないものまでも学ばせるんですか? なぜランドセルに、自分の夢とは 関係のない教科書まで 詰め込ませる必要があるんですか? なぜ覚えたくもない教科を 暗記させるんですか? なぜ学校は興味もない暗記教育を 続けるんですか?」 ある投稿でちょっと目に止まりました。気になったので、勝手に答えさせていただきましたので、シェアさせてください。
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君の質問に勝手に答えさせてもらうね。 なぜ君は、興味がない教科を未来に必要がないと思うのかな? 未来は誰にもわからない。どのような未来が来るかは予測ができないよ。 事実、5年前には、今世界ですごい勢いで使われ始めているZOOMは使われていなかったし、スマホだって10年前には、今のように子供にまで普及しているなんて想像もしていなかったんだよ。 未来で何が必要になるのかを予測できないからこそ、どのような状況になっても、最低限の知識を持っているということが必要であるということで、世界的に義務教育の内容はほとんど同じに子供たちに提供されているんだよ。 それと、興味なんて、生活環境の中で生じてくるものだから、一人一人異なる生活環境の中で成長しているので、当然、一人一人、興味も違う。それを義務教育の中で、提供するということはとても難しいし、不可能に近いんだ。でも、興味を持つことはとても大切だから、義務教育のうちにいろいろなことを学び、平均的な頭脳の発達を土台として、義務教育が終わったら、自分の興味のあることに進んでいけばいい。 興味のあることって、専門的に学び始めると、本当に奥深いから、理解したり実践できるようになるには、相当の頭の訓練が必要になる。だから、義務教育の時に、いろいろな教科を通して、偏らずに脳が発達できるように訓練するんだよ。自分の興味のあることをしっかりと学べるようにするための土台づくりなんだ。 だから、君が必要でないと言い切ることはできないんだ。興味のない教科でも、頭の訓練だと思って取り組んで行ったほうがいいんだよ。 必要があるかないかは、今の段階では誰にもわからない。ZOOMやスマホのようにね。
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