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執筆者の写真マクマホン洋子

自由という武器

2月に入り、本格的に風の時代に入ったと言われています。

風の時代は、今までの文明社会から精神社会になり、

皆が自由に生きていかれる素晴らしい時代であるそうです。

  

でも、果たしてそうなのでしょうか?

  

人は自由を旗揚げに、歴史上、破壊を繰り返してきました。 政府から与えられる数々の規制に反対する一般市民たちによる暴動で、

どれだけの建造物、商い、人々の生活が壊されてきたでしょうか。

  

暴動は物質社会が作り上げた世界を崩壊させ、経済を破壊させ、

時には人の命までも奪います。

   

この中には、実際に破壊活動を行動で表すだけでなく、

言葉で破壊することも含まれていることを

どれだけの人が認識しているでしょうか?

   

今、自由という言葉を使えば、

1、勉強をしない。 2、働かない。 3、きまりを守らない。 4、好きなことだけして嫌なことはしない。 5、人の言うことは聞かず、自分の考えだけで生きる。 6、言いたいこと、したいことはなんでもする。 7、楽しいと思うことだけする。 8、我慢はしない。 9、忍耐はしない。 10、人のことは気にしない。

など、

    日本は今、自由という言葉を使えば、なんでも受け入れられてしまう

世の中になりつつあります。

欧米社会では、いち早く、これらの傾向が始まり、

社会全体の崩壊へと向かっています。

   

日本は最近、急激なグローバル化が進み、SNSや海外との交流などを通して、

多様な価値観が日本に広がり、自由という言葉を武器として、

崩壊への道を突っ走っているように感じます。

   

自由という言葉を使っての心や精神面への影響は、

暴動で目に見える物質の破壊行為よりも恐ろしい、

人類そのものの破壊行為であるということを

肝に銘じる必要があるように感じています。

   

ただ、勘違いをしてはいけません。

自由が悪いのではなく、自由という言葉を使って、

人の心や精神面をコントロールしようとしたり、

行動を正当化しようとしたりすることが悪いのです。

   

ちなみに、自由という言葉を調べると、このように出てます。 特に4番に注目してください。本当の自由という意味がわかります。

    

1 自分の意のままに振る舞うことができること。また、そのさま。「自由な時間をもつ」「車を自由にあやつる」「自由の身」

2 勝手気ままなこと。わがまま。

3 《freedom》哲学で、消極的には他から強制・拘束・妨害などを受けないことをいい、積極的には自主的、主体的に自己自身の本性に従うことをいう。つまり、「…からの自由」と「…への自由」をさす。

4 法律の範囲内で許容される随意の行為。

    

****************************************** 50歳過ぎたら棚卸し整理整頓で学び直し 人間科学研究家ライフコーチ マクマホン洋子と共に www.amea-ningen.com ******************************************

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