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執筆者の写真マクマホン洋子

大人には友達はいらない!

2018-03-14 07:06:58 テーマ:生きる


私は、人間関係の断捨離をお勧めしているのですが、その中で一番の問題は友達関係です。

友達に振り回されているっていう話をよく聞くのですが、皆さんの友達関係はいかがですか?

私は、子供には友達が必要であると説いてます。それは、成長段階において、いろいろな価値観、性格、言動の中で切磋琢磨され、自己確立するために必要だからです。

でも、大人には友達は必要なく、同志が必要であると説いてます。それは、成長段階を終えて、成熟段階になった時に必要なのは、切磋琢磨されることではなく、成長した自分の特性をより生かすことだからです。

事実、人は成長段階によって、友達も変わってきます。もちろん、幼馴染など、長いお付き合いの場合も多いと思いますが、それは成長過程の中で一緒に揉まれ育ってきたという懐かしい思い出の一部として、大切にしてきているからです。友達から同志になったと言っても過言ではないでしょう。

大人になってからのおつきあいは、何かの目的のために、知り合った人たちが、友達関係になるという場合が多いのではないでしょうか?

仕事場、趣味の場、子供を通しての場など....。

それは、同じ志を持って知り合っているわけですから、仲良くなったとしても友達ではなく同志なのです。

ですから、その人の性格が如何の斯うのという時点でのおつきあいになる必要はなく、それぞれの個性を認め、同じ志、例えば、仕事とか、趣味とか、子供関係とか.....を重要視して、おつきあいする必要があります。

それが、知り合うと、友達という感覚が生まれ、必要以上にプライベートに入り込んだり、甘えたり、利用したり....となってしまう場合が多く、そこに人間関係の問題が生じてきます。

子供には友達、大人には同志が必要であるという意味をご理解いただけたでしょうか?

もちろん、その中でも、親友となるべく人に出会えたならば、それはそれで、宝くじに当たるよりもすごいことだと思います。でも、親友がいない、友達がいないと、寂しい気持ちを持っている人たちがいたとしたら、それは当たり前のことであると思ってください。大人に必要なのは、友達ではなく、同志なのだからです。

あなたの職場に同志はたくさんいるはずです。あなたの趣味の場にも同志はたくさんいるでしょう。子供の関係を通してのママ友もあなたの同志です。友達としてではなく、同志という見方でその人たちを見たら、もっと建設的なおつきあいができると思います。

ただし、あなたの志がはっきりと強く表れていなければ、誰もあなたを同志として認めてくれません。

人から同志として認めてもらえるように、同志としての必要性を備えている人間にあなた自身がならなければダメなのです。

あなたは生きる目的をきちんと持っていますか? あなたはあなたの役割を自覚していますか? あなたはあなたの言動に責任を持っていますか? あなたは自分磨きのために努力していますか? あなたは人から尊敬されるべく何かを持っていますか?

そして

あなたはあなた自身に誇りを持って生きていますか? あなたには志がありますか?

そうでないと、あなたはいつまでも必要でない友達を追いかけ、そして、振り回され続けることでしょう。

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