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受精3/3 「受精時の記憶」

執筆者の写真: マクマホン洋子マクマホン洋子

3回目は、人の全ての細胞には、受精の記憶、細胞分裂の記憶、免疫系との戦いの記憶、そして着床の記憶が残されているということをお話しさせていただきます。

実は、上述の記憶だけでなく、受精したときの母親の状態、父親の状態、夫婦の営みをした時のそれぞれの感情も、受精卵に刻まれ、細胞分裂によって、全ての細胞に記憶されています。

愛いっぱいの夫婦が愛いっぱいの営みをして、愛いっぱいの感覚に浸った時に受精した場合、受精卵は愛いっぱいの記憶を持って、細胞分裂を行い、愛いっぱいの細胞からできた赤ちゃんとなり出生していき、愛いっぱいの人生を歩んでいきます。 不安がいっぱいの営みで受精した場合は、不安いっぱいの受精卵に、怒りがいっぱいの営みで受精した場合は、怒りがいっぱいの受精卵になり、それを基盤として、不安や怒りの中で、出生後も生きていくことになります。

でも実は、重要なのは受精時だけではありません。妊娠中の母親の精神状態、飲食物、生活環境や状態なども胎児に多大な影響を与えます。妊娠によるホルモンのバランスの乱れや出産に対する不安も加わって、母親だけでなく、胎児にとっても、妊娠期間中はとても大事なのです。胎教の重要性が言われて久しいですが、本当に重要です。

よく、同じ親から生まれたのに、兄弟姉妹が違うって聞きますが、それは、受精の時から出産までの間の環境がそれぞれ異なるからであり、違うことが当たり前なのです。

このように人生をスタートさせた私たちです。そして生まれてからも、親が作る環境の中で、親からの影響を多大に受けて成長してきています。大人になってから、いくら親元から離れていると言っても、私たちの土台が作られた胎内体験、そして成長過程での経験は、削除することができません。上手にお付き合いするか、うまく修正しながら一生連れ添う覚悟が必要です。

実際に、50歳、60歳になっても、胎内体験と親、特に母親との確執がトラウマとなり、無意識の中から本人が気がつかないで、その人の人格、行動、価値観などにも影響を与えてしまっている事例がたくさんあります。

人生100年時代です。私たちがどのようにしてこの世に生まれてきたのかということを理解できると、残りの人生、無駄にしてはいけないなって思いますね。

皆様、3日間お付き合いくださってありがとうございました。またお目に止まる時がきますことを心から願っております。

The女性育成プロジェクトでは、女性の特性を理解し、上手に生かしていく方法などを学ぶことができます。自分が自分らしく生きていくためには、まずは自分を知ることが必要です。情報が溢れかえっている今、次から次へと現れる情報の追っかけをするのでは、全てが断片的な知識となり、実践するには程遠いです。原点を学びましょう。原理を学びましょう。原点/原理を身につければ、どんなに溢れる情報もきちんと処理して落とし込むことができますよ。

第6期The女性育成プロジェクト11月スタートです。 ✨年齢を重ねれば重ねるほど輝く女性になるために✨

The女性育成プロジェクト主宰

一般社団法人AMEA生涯学習アカデミー 学院長/代表理事 マクマホン洋子



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