よく品があるとか
品がないとか
言いますね。
品があるのが上品で
品がないのが下品で
ぐらいしか
あまり意識はしていませんが
品って何?
ってことで調べてみました
もともと「品」という言葉は
サンスクリットのVarga(ヴァルゴ)の訳で
「分割」という意味だそうです
そして「品」とは
「九品」(くほん)から出ているそうです
上品 1、上品上生 2、上品中生 3、上品下生
中品 4、中品上生 5、中品中生 6、中品下生
下品 7、下品上生 8、下品中生 9、下品下生
と分けられていて
浄土に生まれ変わる為に良い行いをしなければならない
その行いの良し悪しのレベル
ということらしいです
もっと詳しくすると
上品
1、上品上生:至誠心、深心、発願心があり、慈心をもって殺生を行わず戒律行を守る者。大乗経典を読誦する者。
2、上品中生:大乗経典を読誦せずとも、よくその意味を理解し、心に恐れや疑いがなく平常心を保ち、因果律を信じて大乗を誹謗しない者。
3、上品下生:因果律を信じ大乗を誹謗せず、ただただ悟りの道を求める者。
中品
4、中品上生:五戒、八戒など諸々の戒律を守り、悪業を行わない者。
5、中品中生:1日1夜だけでも五戒・八戒を守り、また年少者の戒律を備え、常に礼儀正しい者。
6、中品下生:父母に孝行し養い、世間に対して仁と義を守り、慈みの心を実行する者。
下品
7、下品上生:大乗経典を誹謗せずとも、多くの悪事を行って恥じいることのない者。
8、下品中生:五戒・八戒・具足戒を犯し、寺社、僧侶のものを盗み、間違った説法をして恥じ入ることのない者。
9、下品下生:五逆罪・十悪を行い、不善を行って地獄に堕ちる者。
深いですねえ......
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