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執筆者の写真マクマホン洋子

ヒステリーと解離性障害


最近、フェイスブックなどでいろいろな方の投稿を読んでいると、『あれ?もしかしてこの人、ヒステリーかも』と感じることが多々あります。

この場合のヒステリーは、一般的に言われている怒りっぽいという意味でのヒステリーとは異なり、今は解離性障害と言われているものです。      ヒステリー(解離性障害)は、病気の中に逃げ込む病気と言われていて、身体的な異常は全く認められないにも関わらず、精神的な原因により、実際に歩けなくなったり、物がつかめなくなったり、声が出なくなったり、全身が痙攣するなどの運動に関する症状のほか、嘔吐、食欲減退、発熱、無月経、下痢、頻尿、発疹などの身体的症状が現れます。 また、健忘症、朦朧状態、昏迷状態、鬱、神経過敏症などの精神的症状も現れたりします。 ヒステリー(解離性障害)は、実はこれらのような身体的、精神的症状を現すことにより、自分の立場を有利にしようとする無意識の中からの司令によって起こります。    無意識の中に自分の意識しない感情のもつれがあって、それが形を変えて症状となり、現れてくるのです。     その感情のもつれは、身体的、精神的症状という形を変えて表現されるため、一応、解決されたことになります。つまり、これが病気の中に逃げ込む病気、ヒステリーなのです。    不登校や引きこもり、家庭内暴力、モラハラ、パワハラなど、最近、特に問題として表面化してきている状況は、このヒステリー(解離性障害)と何らかのつながりがあるように感じます。 表面に出てきた問題(症状)だけを見て、解決しようとしても、その問題(症状)の奥に潜む、感情のもつれを根本から解決しない限り、完全に問題解決はできません。 病気の中に逃げ込む病気=ヒステリー(解離性障害) 特に子供にはとても多いです。見逃したら、あとあと、もっともっと大きな問題として現れてきます。 解決方法はただ一つ! お母さんがしっかりと知識を持ち、賢く対応することです。

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